こんにちは、
子育てママの管理栄養士Mitsuです!
毎日離乳食作りお疲れ様です!
突然ですが、
「うちの子
鉄分足りてる?」
と不安になっている
ママ、パパはいませんか?
離乳食をスタートして
やっと食べさせること、
食べることに慣れてきた頃
”鉄分不足は危険!”
と急に言われると
焦りますよね。
しかし、それには
理由があります。
この記事では
鉄分不足が危険な理由と
不足しないためには
「1日に」「何を」「どれだけ」
食べればいいのか
徹底的に解説します!
具体的な食材と量を
わかりやすくまとめたので
気になる方は
ぜひ、この続きを読んでください。
目次
1.なぜ、離乳食期に鉄分が必要なのか
なぜ、離乳食期に
「鉄分不足」が
強く主張されているのか
それには理由があります。
ご存じの通り
鉄分はどの世代にも
重要な栄養素です。
しかし、
実は大人と違って
乳幼児期には
より重要な働きを
しています。
それは
"脳を育む"
働きです。
そのため、この時期に
鉄分不足が起こると
知能や運動などの発達に
支障を招くと
考えられています。
また、子どもの
”熱性けいれん”も
鉄分不足が関係している
ことがわかっています。
わが子の健やかな
成長、発達のためにも
鉄分を離乳食期から
しっかり摂ることが
大切です。
2.いつから摂取を心掛けるとよいか
生後6、7ヵ月頃からです。
離乳食中期頃から
鉄分の摂取を意識しましょう。
特に母乳は
鉄分の含有量が少ないと
言われているので、
鉄分不足になりやすいです。
完全母乳の赤ちゃんは
さらに積極的な摂取を
心掛けてください。
3.1日に必要な量
生後6ヶ月〜11ヶ月
4.5mg /日
1〜2歳
4.0mg/日
(日本食事摂取基準(2025年)推奨量参考)
上記の通り
生後6ヵ月~11ヵ月は
人間の成長の中でも
著しい時期なので
1~2歳よりも
鉄の必要量も多くなっています。
毎日必要となるので
日々食事などから
摂れるようにしましょう。
4.具体的な食品と食べる量
食材 1食分の目安量(g) 鉄分含有量(mg)
豚レバー 15 1.9
鶏レバー 15 1.3
かつお 15 0.3
まいわし 15 0.4
アサリの水煮缶 10 3.0
高野豆腐 10 0.8
納豆 10 0.3
ほうれん草 10 0.2
小松菜 10 0.3
切り干し大根 10 0.3
大根(葉) 5 0.2
きな粉 3 0.2
青のり 1 0.7
食材から鉄分を摂るのであれば
上記を参考にしてください。
(例)
中期であれば、
1回食に
- 豚レバー15g
- 納豆10g
- きな粉3g
鉄分計2.4mg
2回食で
- かつお15g
- 高野豆腐10g
- 青のり1 g
- 小松菜10g
鉄分計2.1mg
これで
1日の合計が4.5mgになります。
豚レバーが最も
鉄分を摂りやすいです。
手作りが難しい場合は、
利用してもOKです!
5.離乳食を拒否されるときは・・・
理想的な量を食べてくれれば
安心ですが、
現実問題・・・
そもそも離乳食を
ほとんど食べてくれない!
レバーを毎回
吐き出されてしまう・・・
など
離乳食から鉄分を
うまく摂れない
ということもあります。
そんな時は
ベビーフードやおやつに
頼りましょう!!
わが子も
離乳食拒否タイプでした・・・
そんな時は
鉄分配合のふりかけ
(1食分 鉄1.6mg)を
ご飯に混ぜたり
きな粉ヨーグルトにしたり
きな粉ご飯にしたり
あまり大きい声では
言えませんが、
おやつになるとよく食べるので
鉄分配合の野菜ハイハイン
(1袋 鉄0.7mg)
鉄分配合のウエハース
(1枚 鉄1mg)
これだけで
鉄分を補給した日も
あります。(笑)
離乳食は
そのうち食べるようになります。
とにかく
鉄分が不足しないように
工夫していました。
赤ちゃんの様子を見ながら
これなら食べる!を
見つけてあげましょう。
6.まとめ
生後6ヵ月から
赤ちゃんにとって
成長、発達のために
必須な鉄分。
食材や補助食品などから
ママやパパが
無理せずに続けられる方法で
毎日しっかり摂れるように
しましょう!