こんにちは、子育てママの管理栄養士Mitsuです!
さっそくですが、
「離乳食後期になって、
急に食べなくなった」
とお悩みではありませんか?
順調だと思っていた離乳食。
これまでは食べていたのに
突然なぜ・・・?
どこか悪いのかな?
と心配になりますよね。
実際に私も
離乳食後期の9カ月頃から
一口も食べない状況が何日も続き、
とてもツラい思いをした経験があります。
「いつから食べられるようになる?」
「いつまで続くの?」など不安になり、
栄養不足にならないかと心配にもなりました。
しかも、
食事って365日
絶え間なくやってくるんですよね。
食べてくれないのに
毎日その時間が必ずやってくる、、、
本当にイヤになってしまうと思います
(私はイヤになって毎日投げ出したくなっていました)。
そこで、本当に投げ出してしまう前に、
今一度、離乳食について学びなおしました。
あらゆる本や信頼のある情報を基に
「なぜ食べないのか」
そして
「どうしたら食べるのか」
について本気で向き合いました。
そのおかげで、
毎日イライラしていた食事の時間を、
赤ちゃんもママも笑顔で過ごすことに
成功しました。
現在子どもは2歳になり、
相変わらずムラ食いはありますが、
食事の時間になると、自らイスに座って
ご飯が出てくるのを待っています。
イライラすることなく、離乳食期を終え、
子どももママも食事の時間を
楽しみにすることができる未来。
これを叶えたいのであれば
ぜひ、この記事の続きを
読んでほしいと思います。
目次
① まず知っておこう、離乳食後期の赤ちゃんの特徴
まず、理解しておきたいのが、
この時期の赤ちゃんの特徴です。
あらゆる面での成長と特徴がありますが、
特に情緒面を知っておきましょう!
この時期の赤ちゃん、
情緒の発達が著しいです。
自我が芽生えて
意思表示するようになります
親のすることに喜んだり、
嫌がったりするようになります。
そうなんです、
赤ちゃんにも好き嫌いが出てくるんですね。
これが急に離乳食を食べなくなる理由にも
繋がるのです。
②実践して効果があった方法(体験談)
私が最も手応えのあった方法を紹介します。
それは
「赤ちゃんの好みの味を知ること」です
離乳食後期にはいると
少しの味付けが可能です。
また、前述の通り
食べてくれない赤ちゃん=意思表示をしている
ことが考えられますね!
それならば、
赤ちゃんの好きな味を探りましょう。
まず、わたしは
市販の離乳食を爆買いしました。
そのとき心掛けたのは
"できるだけ違う味付けのものを選ぶこと"
醤油味、ケチャップ味、
コンソメ味、中華味、味噌味など
この時期の離乳食となると
バリエーションも豊富です!
これを3食に分けて日替わりで
少量ずつ与えます。
離乳食用の冷凍容器に入れて
冷凍しておくと、気軽に試すことができます。
※ 食べかけを冷凍保存しない、開封後すぐのものを冷凍してね!
また、気をつけて欲しいことがあります。
嗜好による食べムラだけでなく、
気分による食べムラも考えられるので
「これは昨日食べなかったから、
今日はやめておこう」ではなく
少量でもいいので与え続けてみてください!
すると、数日後には
赤ちゃんの好きな味付けが
なんとなくわかり始めます。
我が子は生姜味と味噌味が好きでした。
うんうん、渋好み。
この調味料で
似たような離乳食を作ります(ベビーフードでも◯)。
すると、少しずつ食べる頻度が増えました。
特に生姜は少しいれてあげるだけで
笑っちゃうくらい食べるように・・・
食べたことを
褒めてあげるのも効果的です。
わたしは食べてくれた時
心底嬉しくて自然とベタ褒めしていましたが、
今思えばそれも良かったのだなと…
③体重減少がなければ長い目で見守って
母子手帳に載っている発育曲線の
身長と体重のバランスを見て、
成長曲線に沿って順調に
体重が増えていれば
多少食べなくても問題ありません。
体重が成長曲線に沿って
増えていなかったり
減っている場合は、
小児科の先生や保健師さんに相談しましょう。
毎日体重を測る必要はありません。
月齢ごとにチェックしましょう。
9カ月になったら3回食にして、
離乳食からしっかり栄養を
摂れるようになることが理想です。
ただ、食べない日があっても、
それほど気にしなくても大丈夫です。
我が子の場合も
「朝しっかり食べたが、昼は食べない」
「3日間あまり食べなかったけど、
4日目によく食べた」
ということもよくありました。
1日単位ではなく、1週間単位で
赤ちゃんの食べ方の様子を観察しましょう。
体重が順調に増えてよく眠り、
機嫌がよければまず問題ありません。
「離乳食を食べない」と
心配するママやパパは多いですが、
母乳やミルクをまだ飲んでいる時期なので、
急に栄養失調になったりする
心配はありません。
少し長い目で見守ってください。
④まとめ
離乳食を食べない時も
焦らずに進めていきましょう!
まずは
「赤ちゃんの好みの味を知ること」から
はじめてみましょう!
今は便利なベビーフードもたくさんあるので
大いに活用していきましょう!
この方法でイライラすることなく、
離乳食期を終え、
子どももママも食事の時間を
楽しみにすることができるでしょう!